岩本製菓の歴史

FLASHプレイヤーがインストールされていません。

創業当時は食べ物不足

弊社の創業は、昭和24年(1949年)です。
当時、戦後で食べ物が不足し、子供たちは栄養不足になっていました。

子供たちが、お菓子を通して栄養満点でおいしい卵を食べられるようになってほしい

この思いを持って、弊社は創業しました。

当時のボーロの形の主流は、球状ではなく、四角や色々な形に型を抜いたボーロでした。
ただ、四角や色々な型のボーロでは、小さな子供達には食べにくい形でした。
そこで、球状のボーロの方が食べやすいと考え、量産しようとしました。
でも、球状にうまくできず、簡単には量産できません。
様々な方法を悩んで、試して、ベストな方法をやっと編み出したのです。
量産に成功したボーロを、毎日たくさん作り、どんどん出荷していました。

当時は、ボーロを入れる袋がなかったので、ブリキの1斗缶にボーロを入れて、 出荷していました。
今では考えられませんが、当時は物不足でしたので、問屋さんが工場で待っており、
出来上がったボーロを我先に買っていかれました。


手作業から機械化へ

創業当時は、生地をこねる、ボーロの形を作る、焼く、計量・包装する等の作業のほとんどを、
手作業で行っていました。
お菓子を食べる方が段々増えてきて、手作業では生産量が間に合わなくなり始めました。
昭和40年頃(1965年頃)、機械の導入を始めました。
その結果、生産量が2倍、3倍になり、 多くの方にお菓子を召し上がって頂けるようになりました。

また、同じ頃、ポリエチレンで出来た袋が開発されました。
その袋で包装することで、1斗缶入りよりも、おいしく召し上がって頂ける期間が長くなりました。

さらに機械は進歩し、計量・包装の作業も、人手から機械化になりました。
しかし、人手作業を守っている部分もあります。
生地の配合、生地の混合です。 この部分は、味と食感に最も関係する部分ですので、
職人さんの熟練した技術を生かしています。
気候の変化や原料の状態を見極めて、 生地を微調整しないとおいしいボーロが焼けないのです。
職人さんが、日々の変化を感じ取り、春夏秋冬に合わせて、 毎日おいしいボーロを焼いています。


看板商品の誕生

弊社の看板商品は五連ボーロ。 昭和45年頃(1970年頃)に発売しました。
袋に動物の絵が描かれている商品で、見かけたことがある方も多いと思います。
小袋が5袋繋がった商品で、お客様が1袋ずつ買う手間を省くための商品です。

この商品の発売直後、お店は、袋を折り曲げて棚に置いていました。
その為、お客様は、5袋繋がっている商品とは気づきにくくなっていました。
便利な包装形態だということが、お客様に伝わっていませんでした。
店頭では、ぶらさげる道具がなかったからでした。
現社長は、五連ボーロを店頭にぶら下げて並べられる、 弊社オリジナル器具を考案しました。
手作りで器具を作り、お店に取り付けに回りました。
その結果、お客様に便利さが伝わるようになり、 飛ぶように売れるようになりました。

お陰様で、今でも五連ボーロは、
皆様に愛されている商品の1つになっております。


原料にこだわって

ある時、外国の農産物が問題となり、 それ以降、国産の農産物を求める方が増えてきました。
現社長は、国産のものを求める方に応えようと、 100%国産原料のボーロを作ろうとしました。
加えて、このボーロは、保存料・着色料・香料・膨張剤を使わずに作ろうとしました。
さらに、食物アレルギーを持つお子さんが、段々と増えてきておりますので、
アレルゲンの一つである「乳」を使わずに作ろうとしました。

試作を繰り返しましたが、製品を焼くと、なぜかボーロが弾けていました。
原因は、全くわかりませんでした。
諦めかけましたが、毎日毎日皆で考え続けました。
何度も何度も失敗することで、弾けるメカニズムが分かるようになってきました。

そして、弾けないで焼ける方法を考えだしました。
開発を諦めなかったのは、

自分の子供に、国産原料のみを使用したお菓子を与えたい
お客様のご要望に応えなければならない
お客様が困っており、不安に思っていることを、安心に変えたい

という思いからです。
やっとのことで、諦めずにこだわり続けた、
”100%国産原料のボーロの商品化”に成功しました。
商品名は、 「国産卵黄かぼちゃボーロ」、「にぎれるスティックボーロ かぼちゃ」です。

発売時、問屋さんやお店からは、次のように言われていました。
「こんな高いボーロは売れるわけがない」
国産原料を使用すると、原価が高くなり、定価も高くなるのです。
やはり発売当初は、お客様から敬遠されました。

しかし、段々と
「国産の農産物を使ったものが食べたい」
このように思う多くのお客様に、受け入れて頂けるようになりました。

お陰様で、この2つの商品も弊社の看板商品になっております。


弊社の姿勢

今の時代、本当にこだわったものを探している人はたくさんいます。
また、健康に良いものを探している方もたくさんいます。
世界中のたくさんの方の喜びのために、
そのうれしい笑顔を見るために、これからも岩本製菓は日々頑張っていきます。

専務取締役森 勇樹